2016年11月09日

トランプ先生おめでとうございます。


という話。トランプ先生。大統領選挙勝利おめでとうございます。


色んな意見があるとは思うけど、今回の選挙戦、トランプ先生のライバル候補が糞すぎた。で総括。

トランプ先生が勝ったことに驚く人は多そうだが、自分の中では、一番勝ちそうな人が勝った、以外の感想なし。多分、アメリカ国民にとってもそう。

それはなぜかはこれから述べる。


まず、共和党内の候補選びの段階で、トランプ先生と戦ったのは、

「こいつら、真面目に勝つ気があるのかよ」

というレベルの超・激バカオールスターズ。

@    未曾有の金融危機と中東の混乱だけ残していった失政大統領の弟。本人はまともだったかもしれないけど、兄貴が世間に迷惑をかけすぎた。

A    機智が足りず、まともに討論すらできない小僧親父。

B    そして、あの女々しい外道のテッドクルズ君。

どいつもこいつもパッとしない経歴の上に、パッとしない言動のうえ、一般的な良識に訴えても、

こいつはどうか・・・

と思うレベルの人間性とお粗末な知性。

消去法なら、トランプ先生以外には無いと思う。


あとはヒラリーおばさんだけど、この人、大企業の利益を優先するとか公言しているくせして、マイノリティも弱者も助けるとか平気で言っちゃうところが、まずダメだった。大企業からの高額の講演料を受け取り、オバマ政権になっても、相も変わらぬ弱者切り捨て大企業優遇政策に加担しながら、同じ口で変革を訴える二枚舌がもうダメ、アウト、である。

8年も政権にいたくせに、なに調子いいこと言ってんだ、やるならもっと前にやれよ、でお終いになっちゃうからね。このへんをトランプ先生陣営に突かれても、うまいこと反論が返せなかったんだろう。

アメリカ国民の苦境にも関わらず、巨額の利益を上げ、タックスヘイヴンを使って税収にも寄与しない。インチキ学生ローンに詐欺証券で狼藉三昧。そういう大企業の連中に

「ワシがこいつらを討伐してやるんじゃあ」

とトランプ先生が叫んで、支持を集めているというのに、ヒラリーおばさん、

「アタシ、大企業のお・味・方なのー♪」

とか公言してんの。これじゃ勝てるわけねーだろ。本当にアホじゃないの。真面目に勝てると思ってたら、ヒラリーおばさんは世間なめすぎでしょ。

民主党は政権内に入っていない、別候補をたてるべきだった。ウォール街の連中に一言物申す、くらいは言える、独立自尊の骨太の政治家を。


そして今回分かったのは、アメリカの分断の深刻さ。

メディアはどこの国でも、しょせんは少数勝ち組の走狗になる、という当たり前かつ平凡な事実が、今回の件でとてもよくわかった。

大手メディアはほぼ99%ヒラリー支持。

いかに、ヒラリーおばさんが、大企業勝ち組のために頑張ってきたということか、よくわかるな。

メディアと国民の間の分断、エスタブリッシュメント層と国民の間の分断は、相当に深刻かもしれない。この点は、日本も他人事とは言えない。


一番マシな候補を選べと言えば、平均的なアメリカ国民ならトランプ先生一択になると、自分は思う。トランプ先生に問題がないとは言うつもりはないが、他のライバル候補に問題があり過ぎた。繰り返しになるが、


今回の選挙戦、トランプ先生のライバル候補が糞すぎた。


で総括。


ところで、トランプ先生、大統領になったら、本当にウォール街征伐はやるんでしょうかね。消極的支持の理由の最大の根拠がこれなんだから、不実行なら一気に支持落としてレームダック化しそう。


・・・まあこのへんで今回は。

posted by ペンギン太郎 at 22:39| Comment(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月26日

曽野綾子先生のアパルトヘイトの記事での追記。




朝日新聞デジタルからの引用。


私はブログやツイッターなどと関係のない世界で生きて来て、今回、まちがった情報に基づいて興奮している人々を知りました。


私が安倍総理のアドヴァイザーであったことなど一度もありません。そのような記事を配信した新聞は、日本のであろうと、外国のであろうと、その根拠を示す責任があります。もし示せない時には記事の訂正をされるのがマスコミの良心というものでしょう。


私は、アパルトヘイトを称揚したことなどありませんが、「チャイナ・タウン」や「リトル・東京」の存在はいいものでしょう。


首相官邸のホームページにいけば、曽野綾子先生が委員をつとめている委員会の議事録があるんですけど・・。


ここから独り言。

移民政策について、ある程度調べてみた。

まずアメリカである。言うまでもなく、移民国家である。移民局という役所もあり、無料のパンフレットをインターネットで公開している。

実態はともかくとしても、移民のハードルはそれなりに高いように感じる。


@まず、アメリカで働こうというとする場合には、勤め先があることを証明しなければならない(入国してから仕事を探します、じゃダメなんです)。一方、雇い主は、外国人を雇う場合には、その外国人が、自国の人材ではできない種類の仕事をする、ということ証明する必要がある。

そして、被雇用者は、クビになったり転職したら書類を提出しなければならず、許可がおりなければそこでおしまい。アメリカには居られない。


A他、需要が供給に追いついていない農業分野で労働者となることも可能。逆に言えば、需給関係が問題ない分野には外国人労働者は締め出されている。つまりは、ごくごく一部の成り手がいない職業以外は、原則、外国人は全部シャットアウトである。


B他、芸術や文化、突出した才能の持ち主や、資金を持ってきて事業を起こすことができる人間も、アメリカで働くことができる。


これらが正規のルートだ。

そして、これらの正規ルートで入らずに、アメリカで働いてお金を得たことが分かったら、場合によってはビザが停止され強制送還、二度とアメリカには入国できなくなる。


これが少し前に調べた原則である。今では変わったところもあるかもしれないが、おそらくは大きな変更はないだろうとは推測。


勿論、非正規ルートもある。これらが不法移民なわけである。彼らの実態をインターネットのソースで把握することはいろいろ試してはみたもののうまく行かなかった。


つまりは、アメリカは、表立っては低所得労働者移民を集めていない。というよりこのへんが合理主義というかなんというか、確実に絶対に自国の経済にプラスになるケース以外は、正規ルートでの移民労働力を締めだしているように見える。


例えば、農業労働者として入国した場合、逃亡して別の仕事につこうとしたらどうなるか。これも原則では、つかまえてビザ停止の強制送還である。アメリカはルールを破る人間には容赦しないのだ。


ただし、原則、では、という注意書きがつく。低コスト労働につく不法労働者を全員つかまえる、みたいなこともしないからだ。これはおそらく黙認なのかもしれないが、事情は調べてもよくわからない。本当はいけないはずなのに、彼ら不法移民は、アメリカで働いてアメリカで暮らしているのだ。勿論、彼らはアメリカ国民ではないから、社会保障は受けられない。アメリカは国庫に傷をつかずに、低コスト労働力が確保できる。せっこいわー。ほんとに。ずるいわー。ほんと。

その一方で、巨額の富を生む才能や人材を世界中から狩り集めてしまう。


勿論、これは私の調べた範囲の話だ。しかし、一点だけ強調したいのは、アメリカ連邦政府は低コスト労働力の確保のために移民を入れよう、とか、移民をいれて自国民と労働市場の中で競争させよう、なーんてことは一言たりとも言ってもいないし、今後も絶対に言わないはずである。中国に、諸君らの仕事が奪われている、とか政治家の演説の中にある国で、そんなん言えるかい。大変なことになるわ。

しかし、これは低コスト移民という労働力を抱えていないことを意味しないのだ。しっかり抱えているのだ。それも、社会保障を与えずに、だ。


理念は理念。でも、実態は実態。

理想は理想。でも、現実は現実。


これがアメリカらしい。そして外国人(いや、当のアメリカ人ですら)には実態や現実を把握するのは困難なのだ。だから、アメリカはelusive な国であり続ける。率直に言うと参考にしようがない。

崇高で熱烈な理想主義と、狡猾で汚れた現実主義がコインの裏表になっており、どちらを見るかでアメリカの印象はガラリと変わってしまう。しかし、同時に、隙がない。


で、曽野綾子先生の話に戻ろう。

保守思想とは、選民思想なんだろうか。そんなことを思った。曽野綾子先生の文章を読み返したが、個人的な印象では、日本人は偉い、日本に働きに来る外国人は偉くない、とかそんな無意識の感覚を感じるのだ。例えば・・・。


しかし同時に、移民としての法的身分は、厳重に守るように制度を作らねばならない。

条件を納得の上で、日本に出稼ぎに来た人たちに、その契約を守らせることは、何ら非人道的なことではないのである。


あのさー。契約ってのは近代社会においては対等な者同士がするもんだよ。守らせるとか守らせないとかって何言ってんだか。一方が不当だと思って、正答な手続きをすれば破棄できるのが契約でしょ。で、非人道的?なにが非人道的なの?


しかし、優しければそれでいいのだ。

「おばあちゃん、これ食べるか?」

という程度の日本語なら、語学の訓練など全く受けていない外国人の娘さんでも、2、3日で覚えられる。


この外国人の娘さんというのを日本人の娘さんに置き換えてみよう。アメリカ人がこう言ったとする。

「わが国に介護に来る日本人は優しければそれでいい。”Do you eat it ?”くらいの英語なら、日本人の娘でも数日で覚えられる。」


私がこんなことを聞いたら、あまりの屈辱感に魂が震える。そのアメリカ人を殴ってやろうかと思うぜ。曽野綾子先生のこの発言に問題がないと言う輩は、こう言われても怒らない自信があるんだろうな。


黒人は、基本的に大家族主義だ。

だから彼らは、買ったマンションに、どんどん一族を呼び寄せた。

白人やアジア人なら、常識として、夫婦と子供2人ぐらいが住むはずの1区画に、20〜30人が住みだしたのである。


「常識として」ってあるけど、黒人は非常識だって言いたいのだろうか。そもそも、この逸話、事実関係ははっきりしてるんだろうか。私は、この黒人が中国人に置き換わって、国がフランスかイタリアになっている逸話を聞いたことがある。なんか、ロシアの小話みたいな感じで、ほんとに実話なの?みたいな。


まあ、どう読んでも、差別的なニュアンスを感じざるを得ない文章なんだけど、これを載せた産経新聞社は差別はいけません、反対だー!とか言ってるわけだ。何言ってんすか、あんた。


これが、日本における保守思想なんだろうか。無自覚の選民意識に無自覚な差別意識。


狡猾なアメリカ人のように、理念と実態、理想と現実のバランスを保ちながら、相手に隙を見せない発言ができるほど賢くはなれないわけだ。そして、無自覚であるが故に、相手の反論がどこを突いているのかも分からない。曽野先生、なんで反論が来るのか分からないと言っているが、分かるわけがない。悪い意味で驚くほど純粋で、狡猾さという意味での知性が全く足りていない(口が悪い連中は、ストレートに馬鹿だと言うだろう)。


で、個人的な強い希望。

日本の保守主義のみなさんは、海外に出ないで国内限定で活動して下さい。理由は、国益にそぐわないから。


私は愛国者だからはっきり言う。

落ち目の日本という国において、国際社会における日本のreputation を損なわないというのは大事な大事な、ものすごく大事な戦略なのだ。

「戦争広告代理店」という素晴らしい本があるので、疑問に思う人は読んでみよう。非常にショッキングな本ではあるが、これを読んだ後だと立場のある人間が、差別的な発言をすることがどれだけ危険な行為か分かるはずだ。


差別とか、人権という言葉を聞けば、日本国内では甘ったるい妄想家のだらしない言説に過ぎないと感じるかもしれないけど、国際社会では違う。相手を攻撃し、自国に大きなダメージを与えかねないとてつもなく凶悪な武器になってしまう。


残念ながら、日本における保守主義のみなさんは、この凶悪な武器を他国にせっせと与える困った人たちなのだ。彼らが、海外向けにメッセージを発するということは(あるいは意図しなくても翻訳されて海外メディアに載ることは)、ストレートに国益を損なうことなのだ。


せめて、保守主義のみなさんは、自分の書いた文章には、こう書いてもらいたい。曽野綾子先生も次からはお願いします。


Danger : Do Not Translate.(危険:翻訳禁止)






posted by ペンギン太郎 at 21:34| Comment(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月12日

Chalie Hebdo 襲撃事件の容疑者は死亡した。フランスの唯一絶対神は、理性と共同体の価値観だった。非寛容な神は近代化とともに死んだが、インターネットとグローバリズムとともに復活した。


という話。


フランスの新聞社を襲撃した犯人が殺害された、というニュースがあった。なんともあっけない結末である。


全くの個人的な意見だが、フランス人の書いた文章に触れれば触れるほど、「・・・遠いなあ」と思うわけである。感覚も考え方も何もかも。告白するが、今回の事件の背景もその後の顛末も、実はあまり良く理解していない。というより調べても良くわからない。イスラム系移民の差別とか、過激派のテロリズムとかの単純な話じゃなさそう。


以下は分かった範囲内での話である。勿論、主観もあるし、私の理解力の範囲内での話だ。


フランスは、歴史上、長いこと宗教的対立に悩まされてきた。宗教が原因でおこった、戦争に虐殺に、聖職者の政治介入と堕落。もういい。非寛容な神はいらない。もうたくさんだ。あなた方は退場するべきです。というか、退場してくれマジで。


というわけで、その非寛容な神の上位に寛容な絶対神、すなわち理性を創造したのが200年前の話である(フランス革命)。理性という神は、ひとびとに命じていた。自由と博愛と人道と思想、宗教への寛容の精神を。それが、フランスという共同体の大切な価値観、大原則とされた。そして、フランスで近代が始まった。


言いかえれば既存の宗教は、近代的な理性とフランスという共同体の価値観の前に屈服することになった。後に宗教の代わりに非寛容な思想も出現したが、結局は屈服した。非寛容な神も非寛容な思想も、退場したのだ。少なくとも公の場からは。


これでうまく行っていたのが前世期まで。

しかし、うまく行かなくなった。理由はインターネットとグローバリズムの登場とともに、退場したはずの非寛容な神と非寛容な思想が復活したのだ。そんな馬鹿な・・・。


これもどこかで書こうと思うが、テレビや新聞といったメディアが支配的だった頃と比べてみても、インターネットの時代の我々は、考え方が非寛容な傾向があるように思う。我が国にもネット右翼という、とてもとても非寛容な精神をもつ人々が出現したのだし、幸い、非寛容な神は日本では復活してないように見えるけど、今後はどうなるか分からない。


個人が情報の選択をすればするほど、人々は、非寛容に、そして先鋭的になっていく。今思えば、テレビや新聞で、無理やりいろんな情報を刷り込まれるやり方は、人々が非寛容になるのを防止していたのだ。


「インターネットで真実を知った」と述べている人の誤謬はここにある。正しく言えば、「インターネットで ごくごく一面の 真実を知った」である。インターネットという情報の選択を個人に委ねているメディアは、様々の側面から物事を見る面倒くささを省略してしまう。個人にとって心地良くない情報を、シャットダウンできることの危険性は過小評価すべきではないだろう。


情報伝達が困難であった中世の時代に、閉鎖的な限られた宗教、思想グループが先鋭化し、非寛容になっていくのと同じように、インターネットが電子空間で閉鎖的なコミュニティを作り上げ、宗教、思想グループが先鋭化し、非寛容な集団をつくりあげていく。中世の非寛容な神は、インターネットとグローバリズムとともに復活して、現在の先進国の不穏要因となってしまった。


まあ、ここまでの話で今後の展開はほとんど書いたようなもんだ。


今回のChalie Hebdo襲撃事件で分かったことだが、フランス、あるいはフランス人はあくまで非寛容な先鋭化した宗教あるいは宗教集団は、政府も大多数の国民も、問答無用で抹殺する方向で行くだろう。国是であり大原則である寛容の精神が壊れれば、フランス共和国も壊れるのだ。

あれだけの警察が動いて容疑者を無残に射殺したのは、つまりはそういうことだろうと思う。そして、人々の過剰な反応は、反イスラムの怒りではなく、共同体や共和国への反逆に対する怒りなのだ。


寛容を解く精神がもつ非寛容さ、という矛盾は残る。が、そんな反論はものともしない。


自由と博愛と人道と思想、宗教への寛容の精神という絶対神に反逆する異端者は必ず抹殺する。

個人個人が信仰する神が、この絶対神を超える事は何があっても許さない。

この共同体の価値観の尊厳を汚す輩は、何があっても許さない。この価値観を受け入れられないければ、フランスから出ていけ!フランスに来るな!共同体の一員として、良きフランス人であることを示せ!分かったか!


というわけだ。


フランスおよびフランス人が遠いなあ・・・と思うのはこのあたりである。


そして、この肝心の共同体の価値観というのが、恐ろしく難解なのだ。


宗教の寛容に関しての大統領の演説を頑張って(Google先生の指導のもとで)フランス語で読んではみたが、とても難しい。フランスの歴史と教訓といった予備知識がなければ分からないし、理性や思想、宗教の寛容の精神のあたりを正確に理解するのは、啓蒙思想時代の古典をしっかり読んで把握していないとおそらく無理だ。そういった演説が国民向けのメッセージとして成り立つこと自体が驚きである。


こんな読むのが(聞くのが)難解な物は、書くのはもっと難しいだろう。そして、それができる人間にしか、国を動かす選良としての資格は与えられないのだ。フランスの極端なエリート主義は、国家の存続のためにはどうしても必要だ、という事情もなんとなくわかったような。


国を動かす原則が難解である以上、中枢に入れるのはそれを理解でき、解釈できるエリートだけである。個別の宗教を超越した共同体の価値観という絶対神の言葉を、理解し解釈し実施する能力のある選ばれたエリートが、支配者となる国。一面から見れば、ある種の神権政治が行なわれているのが、フランスという国なのだ。


などということを考えてみた。








posted by ペンギン太郎 at 15:17| Comment(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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